ステイヤーズステークス
ステイヤーズSと長距離レース中山競馬場を2周するだけでなく、坂を2回登るコースのため勝つためには高いスピード適正が必要といえるステイヤーズステークス。
中央競馬の平地競争の中で最も長い距離を走るレースとして競馬ファンには知られていますが、このレースのレコードタイムは平成6年と以外にも古い記録である事はあまり知られていません。
実質このステイヤーズステークスの開催のみ行われる距離という事で、施工回数そのものが少ないのも理由の一つといえますが、京都競馬場で開催される同じ長距離レースでもある、菊花賞・天皇賞春のレコードタイムが比較的新しいという点と比較すると、決して一流の実績馬が出走するレースではないという事が伺えます。
しかし過去10年の勝ち時計を見てみると、馬場の悪かった2009年を除き、3分43秒台から3分48秒台の決着と勝ち時計には5秒近くの差がありますが、この傾向は天皇賞春や菊花賞でも同じ傾向が出ており、一部のトップホースを除いては、長距離レースでは勝ち馬には展開の利を得る必要が生じ、同じメンバーで同じレースを繰り返し行っても、必ずしも同じ結果にはならない可能性の非常に高いレースであるといえるでしょう。
やはり勝ち馬には高い長距離適正が必要ですが、それ以上に必要なのが、騎手の展開を読む力です。
このステイヤーズステークスの騎手のバランスを見てみると、過去10年の馬券対象馬30頭中、関西騎手8人外国人騎手8人そして関東騎手14人という構成で、やはり関東開催という事もあり、比較的コース経験の豊富な関東の実力騎手の馬券絡みの多いレースといえますが、外国人騎手も以外に高い成績を残しているため、軸馬を騎手という視点で選ぶ場合、ステイヤーズステークスでは、関西騎手というだけで大きな割引材料となってきます。